2006年9月25日月曜日

00574 REMINDELIGHT(リマインデライト)

REMINDELIGHT(リマインデライト) タイトル:REMINDELIGHT(リマインデライト)
 メーカー:タイトー
 カスタマーレビュー
2006-10-15 【システムは悪くないと思うんですが、作りが甘い】
今作の最大の特徴は戦闘にあり!リアルタイム戦闘の中で、斬る、突く、矢を射るなどがタッチペンで直感的に操作でき、魔法も出てくるアイコンを突く、斬る、囲む、マイクに息を吹きかけるなどの動作の違いで各キャラ4種類の魔法が使えます。また、ただやたらみったら攻撃していればいいというものでもなく、防御をしっかりすることも大事になっており、ホントに戦っているという感じがします!

…と、戦闘システムは決して悪くない発想のはずなんですが、作りが甘いせいで飽きが早いです。斬る攻撃が当たり判定が微妙に分かりづらくて当たりにくく、必然的に突きで攻撃することが多くなります。敵もそれなりの種類はいますがバランスがイマイチで、弱点がすぐ分かるホントのザコ敵もいれば、魔法しか効かないという面倒くさい敵もいます。また、攻撃モード・防御モード・魔法モードはスムーズにことが進みますが、アイテムモードが2回タッチしないと使用できないのが若干まどろっこしく、その間にボコボコ攻撃を受けることもあります。
ちなみに経験値という概念はなく、戦闘に勝利した際に一定の確率でステータスが上昇します。また「ピース」というクリスタルを拾うとステータスが上昇します。これはこれで悪くないと思います。

戦闘システム以外の面は、というと、ストーリーは主人公4人いますが根本のストーリーはどうやらほぼ一緒みたいで、キャラの戦闘タイプは違うのでそれを見て好みのものを選んだらいいと思います。キャッチコピーには「幸せの意味を知る物語」とありますが、あんまり期待しないように。
フィールドでの操作性は悪くないと思います。左右どちらの利き手にも対応しており、アイテムをタッチすれば主人公に付き添っている生物(?)が取りに行ってくれたり、フィールド上のモンスターをタッチすればステータスが見れたりします。ただしボタンで移動、タッチペンで選択と割り切られているので、そちらか一方だけで全ては操作できないので注意。
進行の仕方は、町にある井戸からモンスターのいる場所にワープしてボスを撃退。そしてまた別の井戸に入り同じことの繰り返しとなります。ダンジョンの構造は違れど、謎解きとか全くないのでやはり同じことの繰り返しに感じてしまうと思います。

タイトーは最近新しい発想を出していることはいいことなんですが、だからといって発想さえ良ければいいというものではないです。それを具現化できるようより一層作りこむことが大事だということを、分かっていただきたいものです。


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