2007年10月26日金曜日

01565 バーテンダーDS

バーテンダーDS タイトル:バーテンダーDS
 メーカー:エレクトロニック・アーツ
 メーカーより
女性に素敵なカクテルを勧めたい、カクテルを自分で作ってみたい、カクテルにもっと詳しくなってみたい、そんな時に使える洋酒・カクテル知識の詰まった情報ツール、
それが【バーテンダーDS】です。洋酒研究家・サントリースクール校長の花崎一夫氏が監修。国内外200種類以上の洋酒情報をベースに800種類のカクテルレシピが入っており、さらにカクテルにおける様々な技法のレクチャーもサポートされています。
甘い・標準、等の【味】、水やソーダ、ジュース等の【お酒を割る物】でも検索可能です。
またカクテルグラスの種類や洋酒の歴史・洋酒の飲み方・保存法、カクテルの道具やバーテンダーの技法等もテキスト形式で読んで学べます。
 カスタマーレビュー
2007-10-08 【低い信頼性】
本ソフトはサントリースクール校長の花崎一夫氏が監修の為サントリー色が濃いです。
この手のソフトはグラフィックや音楽よりもデータの信頼性が命です。
残念ながらこのソフトの信頼性は低く、間違いが多いです。
気になったところを紹介します。

●アプリコット・フィズやビッグ・アップルなど、いくつかのカクテルが2つ収録されています。同名の別カクテルではなく、同じカクテルです。見比べると写真や解説が微妙に異なります。850種類のカクテルデータとありますが、これも数に入っているのでしょうか。

●そのアプリコット・フィズとアプリコット・クーラーの写真が同じです。この2つのカクテルの色は違います。その他にも写真の使い回しが多く感じました。例えばギムレットとスレッジハンマーやゴッド・ファーザーとフレンチ・コネクションなど、見た目が全く同じものはいいのですが、明らかに見た目の違うカクテルで同じ写真が使われている場合があります。

●ステアで作るマンハッタンがシェークに分類されています。オールド・パルもビルドと間違っています。しかし、作り方を見るとそれぞれステアと正しい表記なので混乱します。

●ブルドッグとグレイハウンドなど、1つのカクテルで異なる名前を持つカクテルもありますが、両方から検索できない。

●見た目も飲み方も一風変わったカクテル、ニコラシカ。レシピは載っていても飲み方が載っていない。

●ウイスキー・バックのレシピのウイスキーの量が6mlとなっているが、正しくは60mlの間違いでしょう。

●氷をグラスに入れるという表記があったりなかったり、レモンとレモンジュースなど統一性がない。

●プース・カフェは見た目を楽しむカクテルに異論はないが、これは飲み物ではないと言い切っている。

●洋酒の紹介では、写真がラベルのアップしかなく、ボトル全体のイメージがわからない。これを見てお店に探しに行っても見つけづらいだろう。

●例えばカルーアを見ると、カルーアを使用したカクテルが一覧表示されるが、そこから直接カクテルのページにとぶ事が出来ず、名前を覚えておいて、カクテル検索まで戻り名前を入力しないといけない。

●感想を書き込めるマイテーブルは使い道も登録できる数も微妙。こんな機能ならオリジナル・カクテルを登録できる方がよっぽどいい。

他にも気になる所はありますが、これでカクテルを覚えようという初心者にはオススメできません。
DSならではの魅力も感じられず、1500円程度のカクテルブックの方が使い勝手が良いかもしれません。
本では紹介できないシェークやステアなどのムービーくらいあっても良かったと思います。
厳しいですが★1つ。


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