2008年5月22日木曜日

02320 ヘラクレスの栄光 ~魂の証明~

ヘラクレスの栄光 ~魂の証明~ タイトル:ヘラクレスの栄光 ~魂の証明~
 メーカー:任天堂
 Amazon.co.jp商品紹介
●英雄と共に、ギリシャ神話の世界を旅するRPG
オリンポスの神々が世界を統べていた遠い昔の話。それは世界に魔法が存在し、英雄たちが活躍した神話の時代。その少年は、さびれた海岸に漂着した。記憶を失い、何も思い出せず、あてもなくさまよっていた。しかし、仲間たちとの出会いが少年に運命を伝えた。自分が不死であるということを。仲間たちもまた不死であるということを。自分は何者なのか?何故不死なのか?それを確かめるため、彼らは旅に出た。神々の住むオリンポスを目指して。

●特殊攻撃を駆使する、戦略的なバトルシステム
ターン制の戦闘では、通常攻撃の他に、「魔法」、「スキル」、そして、特定条件でランダムに発動する「アビリティ」といった特殊攻撃を使いこなして戦います。魔法攻撃の敵との相性、アビリティの発動しやすさなどを考慮しながら、戦略的にバトルを進めます。

●タッチペンで攻撃の威力を強化
攻撃魔法や攻撃用のスキルは、タッチペン操作で強化することができます。魔法やスキルの種類に応じた様々な操作を成功させれば強力な攻撃ができ、戦闘を有利に進めることができます。強力な魔法やスキルになればなるほど複雑な強化操作が必要となっていきます。
※ボタンでの強化はできませんが「おまかせ設定」で強化操作をスキップすることもできます。

●強力な装備品を集め、キャラクターを強化
街にある「鍛冶屋」では、装備品の作製、改良ができ、特殊攻撃が付加されたアイテムも手に入れられます。また、冒険途中で手に入る「さびたアイテム」は、街の「磨き屋」でサビを落としてもらうことで強力な装備品になることがあります。

●タッチとボタンの自由な操作性
キャラクターの移動、会話、メニューの選択など、タッチペンとボタンのどちらでも行えることで、プレイスタイルに応じた操作方法で遊べます。
 カスタマーレビュー
2009-07-09 【=2ndプレイ中=】
DSにはサッパリ魅力的な作品がない。が![ヘラクレスの栄光]が出る、となったら話は別です 本体と一緒に買ってきましたょ(昨年) で、流石に 『一本じゃもたないかな?』と思い、[DQ 4]も買ったんですが… 無駄遣いでした(+_+) 全ての操作を=片手(タッチペン)で出来る=のが、これほど爽快だったとゎ!(お陰でDQは一時間もやらずに売りました。操作が鬱陶しくて) 音楽は=ホントに=水準高いです。十二分に聞き応えがあるのに、物語が進むと音楽は変わります(BGM-2/何種類か用意されています) CDで聴きてぇ! シナリオの水準も相変わらずの高さです。適度な=ユーモア=もイィ感じです(基本的に、テーマが重いので) 『戦闘が長い』と叩かれてますが、 サクサク進める(緊張感の無い/レベル上げの作業みたいな)戦闘に、魅力なんて感じませんょ? ロープレにおいて=戦闘=は、終始絡む大事なファクター。戦略練って、命を賭けて闘ってこそのオモシロサでしょ。魔法も=ただ唱えるだけ=ではなく、=ミニゲーム=みたいな操作をしなきゃならないのがまたオモシロィね(疑似"詠唱"感を得られる) 主人公が=無口=だから 感情移入度が高まる、と言われてますが、=無口=なのにも勿論理由があります それは…

2009-03-26 【王道とはこういうこと。】
いわゆる「次世代機」というものが発売されてからのゲームしか知らない世代には、
受け入れられなくても仕方ないと思う。
というか、たぶんターゲットがそっちじゃないんでしょう('艸`)
小学校低学年時代にファミリーコンピューターが発売された古い世代(笑)には、
このゲームの醍醐味がたやすく理解できると思う。
それは、「王道」ということ。
もちろんグラフィック等は目醒ましく進化しているけども、
根底にある鳥肌ものの王道さにしこたまKOされ、
いつの間にか最後までプレイできてしまってましたw

RPGの主人公は「どこそこのだれそれ」ではなく、あくまでも「自分」。
好きな名前をつけた無口な主人公を操作するRPGって、いつの間にか少なくなってた。
主人公の「どこそこのだれそれ」がぺらぺら喋るシーンとかって、
プレイヤー的にはただ絵本のページをめくるように眺めてるだけだし(ーー;)

あとRPGの一方通行を嫌うプレイヤーも多いようですが、
「大事なとこでぜんぜんセーブできないΣ('∀`;)」とか、
「あそこであの宝獲るの忘れたけど二度と戻れない('Д⊂」とか、
確かにがっくりなんだけど、これぞ冒険だと思うのですがw
クリア後にご褒美みたいに隠しダンジョンとかあって、
今迄入手できなかったいろんなものが手に入ったりとか、そんな救いもまるでなし(`∀')
最後まで期待を裏切らない突き放し方が素敵ですw
逆に、そういうミョウな救いがRPGを興醒めにしている。

RPGに限らず昔のゲームはシビアでヘヴィでダイナミックで、
プレイヤーは心身ボロボロになりながら(操作性悪くて発狂したりとかw)挑んだものです(笑)。
まあ操作性の悪さはウリにされちゃ困るけど(w)、そういうのは抜きにしても、
古きよき時代の王道ゲームの「いいところ」は凝縮されてたと思う。
何よりBGMが絶品でした♪

個人的にバトルがニガテなので、確かに戦闘システムには泣きそうになりましたorz
それでもボス戦とかで必死で魔法強化してる自分に・・・( ',_ゝ`)プッ (笑)
フィールドでの歩く速度が遅いのとか、少しは調節できればなおよし。
シナリオの素晴らしさに定評のあるヘラクレスシリーズですが、
感動的な場面も多々あってよかった。
シナリオに夢中で没頭できるRPGって、実は少ない。

そんなこんなで、結果「おもしろかった」です☆

2009-01-22 【もういらない、本当のヘラクレス】
今の自分はにせもので、本当の自分ではない。そんなことを必死で思っていた中学生の僕は、1992年、ヘラクレスの栄光3に泣いた。それは、罪を犯した本当の自分を受け入れ、罪を償うという物語だった。

今作は、ヘラクレスの栄光の正式な続編。シナリオは、3と4を担当した野島一成氏。基本的な物語は、本当の自分を探して旅をするという、以前の作品でおなじみのもの。もっさりとしたシステム、淡々とした展開、かゆいところに手が届かない操作系。つのるイライラを押し殺しても、49時間をかけてクリアしたのは、ひとえに氏の作品の持つ、ラストのカタルシスに期待したから。3だって4だって、最後の5時間が面白かったのだもの。でも、今回、ゲームを終えた僕の胸にあるのはむなしさだけだった。

3から16年。時代は変わった。今や、本当の自分がどこかにあるなんて、誰も信じていないと思う。「自分」なんてものは、演じているたくさんのキャラの隙間にある不安。それを反映してか、今作では、「オレ女」「超ナルシスト」「残忍美少女」と、仲間たちは記憶を無くしたといっても、みんなずいぶんキャラがたっている。そんな彼ら同士のやりとりが楽しくて、なんだか段々、本当の自分なんてどうでもよくなってくる。だから、記憶が徐々に明らかになっていく後半(今回はこの後半がだらだらと長く、それだけでも興ざめだが)のカタルシスがない。仲間たちにしてからが、最後は「本当の自分なんてどうでもいい」と言ってしまう。それなら代わりに、なにか別に物語のクライマックスがあるのかと思いきや、それは世界が滅ぶ云々というありきたりなもの。プレイしていて、ファイナルファンタジー7など、過去の野島作品の寄せ集めのような印象がどうしてもぬぐえなかった。

野島シナリオがヒットした90年代は、エヴァンゲリオンやオウム真理教なんかが時代のキーワード。自分探しの時代だったと思う。マトリックスを経て、失った記憶そっちのけでキャラを演じることを楽しむ仲間たちの中で、ひたすら無言をつらぬき、キャラとして埋没してしまう古き良き主人公をみても、ゼロ年代の今、もはや、自分探しの賞味期限は、切れてしまっていると思う。そのことに気づきながら、それにかわる物語を提示できないジレンマのようなものを感じて、もうヘラクレスの時代は終わってしまったのだと、少しさびしくなったけど、僕にとっては、ただそれだけの作品だった。

……それにしては長かったよなぁ、49時間……。

2009-01-10 【古参ゲーマー以外はきつい】
自分はファミコン世代の人間で、最近のRPGのボイスとかムービーとか親切すぎて攻略し甲斐のないゲームに拒否反応を示すタイプです。(FFは7でもう無理だと思ったクチです)
そういう意味ではこのゲームはとても安心してプレイできるのですが、良い意味で「古き良き」を凌ぐほど、悪い意味で古さとストレスを感じます。
まず他の方のレビューにもありますが、エフェクトをショートにしてもバトルのテンポが悪い。
AIが設定通りに動かないのもストレスです。攻撃重視なのに意味なく補助魔法を使ったり待機したり。
戦略性を楽しもうと思えば手動で楽しむのが一番ですが、タッチペンのおもしろさも薄い。
私はRPGはストーリーやキャラよりもバトルのおもしろさを重視するので少々辛い評価になりましたが、じっくりやりこむには秀作だと思います。
ただやっぱり現代の派手なゲームに慣れた人なんかは、ミニゲームもなくリアクションさえほとんどしない主人公は地味すぎてつまらないかもしれません。
何を求めるのか、やる人によって評価の分かれるゲームだと思います。

2009-01-01 【退屈】
現在プレイ途中ですが、退屈すぎてもう投げだそうとしている所です。
簡潔に述べると、余計な要素を詰め込みすぎて進行がもたつき、退屈するゲームです。

・まず戦闘がだるいです。その時その時の味方キャラの強さと手に入る装備品に対し、
総じてザコ敵が過剰にタフで、1戦1戦が時間かかります。
エンカウント率が高いのでコレってかなり痛いです。

・魔法を使う際のMP消費が高く設定されすぎています。またエーテルという余計な要素も加わり、
魔法を気安く使えません。敵がタフなのに・・・。
またMP回復に必要なお金と、1戦ごとに手に入るお金のバランスが、非常に悪いです。
更に魔法を使う際の魔法陣の使用は、無用な要素の最たる物です。
もっと難度を上げて、たまにしか成功できない物にしたら価値が出るのに、
あんなに簡単なハードルでは単なる作業になり下がります。

・物語に惹き付けられる物がありません。
「この先どうなるんだろう!?」とか、「早く次の町に行ってみたい!!」がありません。
本作のストーリー表現は、紙芝居に近い物があります。
町の人の存在、そしてキャラ同士の会話は、もっと活用すべきです。

他の方のレビューでは昔のRPGファンにオススメという記述も見られますが、
昔のRPGで押さえるべき要所は押さえていましたし、それらは今やっても退屈はしません。
RPGの面白さの肝ってのは昔も今も変わらないものです。

これを書いている現在、平均値は☆4つになっていますが、
他の☆4つを獲得しているゲームに比べて明らかに劣っています。
毒ばかり吐いてしまいますが、DSのユーザー層ってこういうレベルのゲームで満足しちゃうのかなーと思いました。

カメラワークや操作性も悪くゲームとしては完全に3流品、
しかしバグがあるわけではあるないので、☆2つです。(限りなく1に近い2)


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